経鼻内視鏡.jP
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次世代内視鏡は光の時代へ! 蛍光内視鏡(AFI)

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2011/12/26

従来の内視鏡観察では発見しにくかった癌を早期に発見できる次世代内視鏡が登場しました。
正常粘膜と癌で、光の波長によって生体内への深達度が異なることを利用し、癌に合わせて特定の波長の光を用いることで、従来の内視鏡観察では発見しにくかった癌も発見できるようになると期待されています。

胃でも大腸でも、粘膜に青色光を照射すると蛍光が発生することは以前から知られていました。
ところが、この青色光はとても微弱なので、これまでの内視鏡に搭載のCCDでは検出できませんでした。
そこで、今回登場したのが「蛍光内視鏡(AFI;Auto Fluorescence Imaging)」です・・・新開発の超高感度CCDを搭載することで、青色光をキャッチして、画像化することに成功したのです。
内視鏡本体から粘膜へ向かって青色光を照射してコラーゲンなど蛍光物質からの自家蛍光を、その新開発の超高感度CCDで捉え、正常粘膜と病変粘膜を異なる色調で強調表示します・・・その結果、早期癌を発見しやすいのです。
(参照)特殊光による胃内視鏡診断

患者さんの立場では、どんなに苦しまずに内視鏡検査(胃内視鏡;胃カメラや大腸内視鏡;大腸カメラ)を受けることができたとしても、病変を見逃されたのでは本末転倒です。
年に1度は定期的に内視鏡検査を受けている人、意を決して初めて検査を受けた人・・・どなたにとっても、内視鏡は一大検査です。

以前、このブログで「NBI」について少し紹介しました。
今回紹介したAFIはNBIと並ぶ最新鋭の内視鏡検査です。