経鼻内視鏡ブログ

2012年1月13日 金曜日

鼻から行う胃内視鏡検査

経鼻内視鏡検査(胃カメラ検査)とは鼻から細いチューブ状(屈曲自在のファイバースコープ)のカメラを挿入して食道から胃・十二指腸まで、粘膜面に異常がないか明るい光源で照らしながら見る精密検査のことを言います。

鼻から異物を入れると聞くと、何だか少し怖い気もすると思いますが、大丈夫。
熟練した医師が検査すれば楽チンに終わります。
検査時間についてもあっという間・・・個人差はあるものの約5分程度です。


胃カメラ検査の長所は以下の通りです。
①病気を直接見ることができる
カメラの先端を粘膜ギリギリまで近づけて観察することができることから詳しい情報を得ることができます。その為、特に胃潰瘍や胃炎といった良性疾患だけでなく早期の胃癌などについても発見することができるのです。
②組織検査に提出できる
癌やポリープなどの細胞の一部を採取して(生検)診断を受けられることも大きな特徴の一つであり、同時にピロリ菌の検査も受けることも可能です。
また、バリウム検査に比べて放射線を浴びないというメリットもあります。
(参照)胃内視鏡検査とバリウム検査の比較



近年では早期の段階での胃癌発見であればお腹を切らずに内視鏡や腹腔鏡での根治切除という治療も可能となり、お腹を傷つけることなく切除するということも可能になってきました。
私自身、勤務中に胃カメラ検査を受けられた患者さん達の“受けて良かった”などの言葉を多く聞きますが、その度に胃カメラを定期的に受けていく必要性を改めて認識させられます。

胃癌などの病気は症状が出てから治療するようでは手遅れになり兼ねない病気です。
なぜなら胃がんのような病気は、かなりの進行度にならなければ症状が現れないからです。
40~50歳の無症状の方々にも是非定期的な検査を受けるようにしていただきたいですね。


投稿者 医療法人社団LYC ららぽーと横浜クリニック