経鼻内視鏡ブログ

2017年8月 1日 火曜日

胃カメラの直前に飲む液体って何?!

こんにちは。横浜市胃腸科のららぽーと横浜クリニックです。
皆さんは胃カメラを受ける直前に、シロップ状の液体を飲んだことはありませんか?
これから胃カメラを受けるのに「こんな白い薬を飲んでちゃんと胃の中が観察できるのかな?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、今回は胃カメラの直前に飲む白い液体の正体、「ガスコン水」についてご紹介したいと思います。

胃カメラ前に飲むガスコンって何者?
ガスコンは商品名で、本当はメジコンというのが正式名称ですこの記事の中ではガスコンと呼びます)。この薬はシロップと錠剤の2種類がありますが、胃カメラを受ける直前は必ずシロップ状の薬を飲みます。(錠剤は効果が出るまでに時間がかかってしまうため。)それがガスコンドロップです。
では、何故胃カメラの前はあまり水分を取らないようにと案内されるのに、検査前に飲むのでしょうか...

検査前にガスコンを飲む理由
胃や腸内にはガスの泡があります。ガスコンにはそんなガスの泡を破裂させ、体外へ排出しやすくするという効果があるんです。泡がたくさんあると検査時に胃の内部がよく観察できないため、これらの気泡を解消させるためにガスコンを飲みます
ガスコンは消泡剤と呼ばれる薬で、病院では「ガスでおなかが張って苦しいとき」や、「ゴロゴロするとき」によく錠剤の方の薬が処方されています。
そういうわけで、ガスコンは胃の内部を綺麗にして、検査の精度を高めるために胃カメラ前に飲むんですよ。

ガスコンの飲み方
基本的に胃カメラ前に胃の中の泡を取り除く目的で服用する場合、検査の15~40分前に、40~80mgのガスコンを約10mLの水に溶かして飲んでいただきます(年齢や症状により変わる場合もあります)。当院ではこの水に溶かしたガスコンのことを「ガスコン水」と呼んでいます。
量は少なく、味もスポーツドリンクのような味のため苦痛に感じることはありません
このガスコン水を飲むことにより何か副作用は出るのか...と不安に思うかもしれませんが、ガスコンには副作用はほとんどなく、安全な薬です。まれに、軟便や胃の不快感、食欲不振などを起こす場合がありますが、時間が経つと自然に治まりますので心配はいりません。

最後に...
いかがでしたか?
胃カメラ前に飲む水の正体はお分かりいただけましたか?
ガスコン水は胃の中の泡を消して綺麗にし、検査で観察の精度を高めるために飲むんですね。副作用もほとんどなく安全なお薬で、胃カメラの前には安全必須の薬ですので不信がらずに(笑)飲んでいただけると幸いです。

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2017年7月 1日 土曜日

胃を若々しく保つためには

皆さんこんにちは、横浜市胃腸科肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
暑い日も続いていますが、体調を崩していませんか?
ついつい冷たいものばかり食べてしまう季節になりましたね。
胃の調子はどうでしょうか?若いころに比べると脂っこいものが食べられなくなり、胃もたれや胸やけを起こすようになったという方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は胃を若々しく保つポイントをご紹介したいと思います。

●胃の老化現象
胃は、食道から送られてきた食べ物を一時的に貯め、胃液を分泌して食べ物を消化するという役割の臓器です。
若くて健康な胃は胃粘液がたくさん分泌されていて、食べ物を溶かす強力な胃液からしっかりと胃を守ってくれています
しかし、年齢とともに老化が進むと粘液量が減り、胃を守れなくなってしまいます。そして、胃酸の分泌、蠕動運動も弱ってきます
その結果、若い頃には平気だった飲みすぎや、食べすぎ、睡眠不足、ストレスなどの変化に対応できなくなり、胃もたれなど様々な胃の不快な症状をくり返し感じるようになってしまうのです。
年をとれば人は誰でも老化していってしまうものですが、老化を早めてしまう原因はあるのでしょうか。

老化の原因・予防法
■ピロリ菌
胃の老化の一番の原因は、なんといってもヘリコバクター・ピロリの感染だといわれています。一度感染してしまうと、除菌を行うまで胃にとどまって悪さをし続けます。長い間放置しているとどんどん胃の粘膜が荒れていき、胃・十二指腸潰瘍、胃癌、萎縮性胃炎などの病気に繋がってしまいます。そのため、ピロリ菌がいるとわかっている方は速やかに除菌を行い、症状の悪化を防ぎましょう。感染していないかが心配な方はピロリ菌がいるかいないかの検査をすることをお勧めします。内視鏡検査をはじめとしていくつかの検査方法がありますので、胃腸科にかかり相談をしてみましょう。(ピロリ菌とは:http://www.keibi-naisikyou.jp/pylori/

■食事
日頃の食事内容に気を遣っていなければ、食事も胃のトラブルを引き起こす原因になります
例えば、食事を抜いてしまい胃の中が空の状態が長時間続くと、胃が荒れることに繋がります。また、食べる際、よく噛まずに飲み込む人がいます。しっかりと噛んで食べた物は消化しやすい形になって胃に到着しますが、咀嚼回数が少ないと、胃に多大な負担がかかり、胃痛や胃酸の出過ぎによる胃潰瘍、胃食道逆流、胃癌の原因に繋がります。食事は腹八分にとどめ、よく噛んで胃への負担を減らしましょう。
また、脂肪分の多いものは、糖質などと比較して十二指腸へと送られるまでに時間がかかってしまいます。そうすると、そのぶん胃が働く時間が長くなりますので、負担が大きくなります
他にも、過度に熱いものや冷たいもの、味の濃いものや辛いものなどを摂ると胃壁のダメージに繋がってしまいますし、アルコールは、胃粘膜に対しダイレクトにダメージを与えてしまいます。これらの食事を全く取らないようにするということは難しいと思いますが、食事をよく噛み、栄養バランスのとれた食事を心がけるようにすることが胃を若く保つためのポイントです。

■タバコ
タバコは肺を悪くすると思われている方も多いと思いますが、実は胃にも関係しています。喫煙すると交感神経を興奮させてしまい、自律神経のバランスが乱れます。また、タバコを吸うと胃の血流が悪くなるので、胃の運動機能も低下し、老化に繋がってしまいますのでできるだけ控えるようにしましょう

■ストレス
ストレスが溜まると消化機能を低下させ、胃粘膜が弱くなり、老化に繋がります
その為、ストレスは貯めこまず、こまめに発散することを心がけましょう。

診断方法
■胃内視鏡検査
内視鏡で胃の内部を見ると、健康な人の胃壁は、きれいなピンク色をしています。他の臓器も同様ですが、胃の内壁は表面が粘膜で覆われています。若くて健康な胃の粘膜には、ある程度の厚みがあって、きれいな光沢をもっているのですが、胃が老化すると、この胃粘膜が萎縮して、薄くなっていきます
すると、粘膜の下にある血管が見えてしまいます。これを「血管透見(とうけん)」といい、胃の老化を見分ける目安になります。老化が進むと、萎縮度合いが高くなり胃の内壁全体が血管だらけに見えるんです。

■採血(ペプシノゲン検査)
「ペプシノゲン」(胃の細胞から分泌される消化酵素・ペプシンのもととなるもの)という物質の血中濃度を測定することで胃粘膜の健康状態(萎縮・老化程度)を客観的に定量することが出来ます。ペプシノゲンは一部が血中に流れ出しますので、血中濃度を測定することにより胃粘膜でのペプシノゲン生産度が分かり、血清ペプシノゲン量が少ないと胃粘膜が老化しているといえます。

最後に...
いかがでしたか?
胃が老化してしまうと、食べたいものが食べられなくなってしまったり、胃もたれや胃痛などの症状につながってしまいます。
胃を若々しく保つためには、ピロリ菌がいればこれの除菌や食事内容、ストレスを貯めないことが大切です。
現在は胃内視鏡検査や血液検査で胃が老化しているかどうか判断できますので、胃の不調が長く続く際には、我慢せず一度病院を受診しましょう。

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2017年6月 1日 木曜日

胃カメラで再検査にならないために

こんにちは、ららぽーと横浜クリニックです。
皆さんは胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けたことはありますか?
胃内視鏡検査(胃カメラ)の際には、「検査の○○時間前から食事抜いて来てください」などと案内されると思います。
この理由を説明させて頂こうと思います。


胃カメラの検査を行うと、何十人かに1人は胃の中に食べ物が残っている事があります。
口内や消化器内にある食べ物の残りのことを「残渣(ざんざ)」といいます。内容物としては野菜やキノコなどが多いですがお米や麺類も見受けられます。

■残渣になりやすい食べ物
食べ物が胃の中で消化されるのにかかる時間は「炭水化物<タンパク質<食物繊維<油」で、右側に行くほど消化に時間がかかります。
大体の時間は以下の通りです。

フルーツ:1時間~2時間
炭水化物(ご飯、パン、麺類、芋類):2時間~3時間
刺身、焼き魚、煮魚:2時間~3時間
野菜:2時間~3時間
肉類(ステーキ、すき焼き、焼き肉):4時間以上
揚げ物(天ぷら、唐揚げ):4時間以上

と、食べ物によって消化にかかる時間が全然違うことがわかります。実際の検査でも、残渣として残ってしまう食物にはワカメや豆、ご飯、パンなどが多い印象です。
さて、胃に残渣が残ってしまっていると内視鏡検査の時にどのようなことが起こってしまうのでしょうか?

■しっかり観察ができなくなる!
胃の中に「残渣」があることによって、残渣で隠れて見えない場所がある事検査中の嘔吐によって肺炎等の危険性が高まったりするため、十分な検査が出来ず検査を中断することがあります。
こういった場合は、再検査を行うことが多いです(再検査の時期は1-3ヶ月後や半年後など医師の判断によります)。
「また検査を受けるの?」「見えた範囲に大きな病気がなければいいんじゃない?」などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、胃癌などの胃の病気は進行が速いことで有名です。
残渣の影響で十分な検査が出来ないまま「1年後、2年後」としてしまうと、手遅れになってしまう病気が隠れているかもしれません
再検査は身体的に精神的にも負担になりますので、検査前の食事時間に関しての案内をしっかりさせて頂いています。
ららぽーと横浜クリニックの例で、だいたい何時間前から食事制限が入るのかを見ていきましょう。

■ららぽーと横浜クリニックでの案内(食事・飲み物)
病院によって検査を行っている時間帯は違ってきます。その検査時間帯によって絶食のタイミングも変わります。
ららぽーと横浜クリニックでは基本的に以下のようにお願いしています。
AM→前日の21時以降絶食
PM→来院時間の6時間前から絶食


(※飲み物はコップ一杯程度の水ならOK!)
食べて良いもの悪いものなどの制限はなし

・・・といったように、上記のことを守っていただければ基本的に検査に支障を来すことはありません。
6時間前であれば一番時間のかかる揚げ物や肉類を食べてしまっていても基本的には大丈夫ですが、消化のよいものを取っておくのがベターですね。

■最後に...
いかがでしたか?
患者さんの中には「食べちゃったけど少しなら大丈夫だと思った...」という方がたまにいらっしゃいますが、残渣があると十分な観察が出来ないため小さな病変を見つけ出す事が困難になってしまいます。
もし、検査時に残渣を指摘されてしまったら再検査が必要になってしまいますので、食事に対する注意事項はしっかり守りましょう。
再検査とならないためには、検査前日や検査前の食事は消化の良いものを食べるようにすること!これだけです。
ららぽーと横浜クリニックでは厳しい食事制限は基本的に設けていませんが、体質的に胃の働きが弱く、食事制限を守っていても残渣が残ってしまう方もいらっしゃいます
そのため、再検査が心配な方や、過去の検査で「残渣あり」と指摘された方は、検査前日の食事を消化の良いものにし、野菜やこんにゃく、キノコ類、お米、麺類など胃に残りやすいものは食べないようにしましょう。
ベストな状態で検査に挑めるように、是非参考にしてみてくださいね。

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2017年5月 1日 月曜日

胃に穴が!?胃憩室ってなに?

皆さんこんにちは。ららぽーと横浜クリニックです。
皆さんは胃カメラを受けて自分の胃の中を実際に見た際や、写真で結果を見たときに、「胃に穴が空いている」「丸い窪みみたいなものがあるって言われたけど、これって大丈夫なの?」と不安に思ったことはないでしょうか。
今回はその窪みの正体、「胃憩室」についてお話します。

胃憩室ってどんなもの?
胃や十二指腸の消化管の壁が、消化管の外側に突出して空間を作っているような状態です。大きさはだいたい1~7cm程度です。胃憩室は、その他の消化管憩室に比べて頻度が低いといわれていますが、加齢とともに増え増大する傾向があります
人間ドックなどで、バリウムを飲んでレントゲンを撮影したり内視鏡検査を行った際に見つかる事があります。

胃憩室はおおきく4つの種類に分けられています。
真性憩室:粘膜、筋層、しょう膜の全てが突出する。
仮性憩室:消化管の壁にある筋層が欠損して、粘膜としょう膜が突出する。
圧出性憩室:腸管の内圧により突出したもの。
牽引性憩室:腸管外より癒着などにより引っ張られたもの。
では、この胃憩室はどのような原因で引き起こされるのでしょうか?

胃憩室の原因
胃憩室の好発部位は、 噴門部後壁(背中側)が約8割と 幽門前庭部が約2割という割合です。噴門部は、胃の筋層が薄く解剖学的に弱いうえに圧力がかかりやすい部位なので、胃憩室が発生しやすいといわれています。幽門部は、 胆嚢や 膵臓などの周囲の臓器の炎症や癒着による牽引、迷入膵(異所性に発生して膵臓に似た組織)の 陥凹などによって胃憩室が発生します。
また、食物線維の摂取量が少ないと発症しやすいとも言われています。

胃憩室の症状
基本的に胃憩室のほとんど症状はありません
ただし、胃憩室が大きくなってくると、まれにみぞおちの膨満感や、嘔吐、胸やけなどの症状があります。また、まれに憩室炎(発熱・腹痛)、胃潰瘍、穿孔(孔(あな)があく)、出血などが起こることがあります。出血した場合には吐血や血便、黒色便が生じる場合もあります。
症状がない場合でも胃憩室に治療は必要なのでしょうか?

胃憩室の治療法
症状が無い人は特に治療をする必要はなく、胃の内視鏡検査で経過観察を定期的に行うだけで十分です。胃憩室炎や、胃潰瘍、孔が空いて出血したものに関してはまず保存的治療を行い、それでも改善がみられなかった場合には手術が行われる事があります。また、胃癌を併発している場合もありますので癌が見つかった際は手術を行います。
「胃に穴が空いている!」とビックリするかも知れませんが、胃憩室は予後が良好なのでそれほど気にしなくても大丈夫です。手術をして切除しなければいけない程の人は殆どいません

最後に...
胃憩室は胃や十二指腸の消化管の壁が、消化管の外側に突出して空間を作っているような状態です。ですが、胃憩室は基本的に無症状なので治療をする必要はありません。
ただし、出血や腹痛、胸やけなどの症状が出てきた時は検査を行い症状にあった治療を行う必要があります。不安がある時は専門医に相談しましょう。

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2017年4月 1日 土曜日

気になる口臭は胃の病気によるものかも!?

こんにちは、ららぽーと横浜クリニックです。
皆さんはご自身の口臭が気になったことはないですか?「人と会話をしてて"臭い"と思われたらどうしよう!」と、誰もが一度は気にしたことがあると思います。
口臭が気になる方は歯医者で治療をすれば治ると思っている方も多いと思いますが、実は胃に原因がある場合もあるんです。
そこで、今回は「口臭と胃の病気の関係」をご紹介したいと思います。

口臭の原因
そもそも、口臭の原因はどんなものが考えられているのでしょうか?
口内の細菌がタンパク質を分解したときに起こるもの
食べ物によるもの
精神的なトラブルによるもの
といったことで普通は口臭が起こりますが、"病気"も口臭の原因になりえます。
口の病気によるもの(虫歯、歯周病、口内炎など)
鼻・喉の病気によるもの(蓄膿症、扁桃炎、アデノイドなど)
胃腸の病気(胃炎、胃拡張など)
呼吸器の病気(慢性気管支炎など)
その他生活習慣病などの病気によるもの(糖尿病、肝臓病、腎不全など)
と、いわれています。
この中で、「胃腸の病気」が今回の記事のポイントです。
では、口臭と胃はどのような関係があるのかを解説していきましょう。

口臭と胃の関係
もっとも口臭の原因となりやすいのは虫歯と歯周病です。じつは慢性的な口臭の原因の9割は虫歯と歯周病といわれるほどなんです。つまり、口臭が気になるのであれば基本的にはオーラルケアがとても重要で効果的ということです。しかし、歯医者で問題なしと言われたのにもかかわわらず、口臭が改善しない場合があります。そんなときには胃や腸の病気を疑ってみましょう。口は食道を通して胃とつながっていることから、胃の病気が原因で口臭につながってしまう場合があります。
では、具体的にどのような病気と関係しているのでしょうか。

口臭の原因となる病気
口臭を疑うべき病気をいくつかご紹介します。
・慢性胃炎
乱れた食生活やストレスなどによって、胃炎が慢性的に現れる症状が慢性胃炎です。
原因としては舌苔(舌の上についている白や黄色)が増えたり、唾液の減少、消化不良によって口臭につながります
慢性胃炎からくる口臭は、「腐卵臭」と呼ばれる卵の腐ったようなニオイがします。

・胃潰瘍
胃の粘膜の表面がただれ、えぐれてしまう病気です。
胃潰瘍になると食べ物がスムーズに消化されなくなることにより、食べ物が腐敗し、悪臭が発生します。悪臭は血液に取り込まれ、全身を巡ってやがて呼気として吐き出されるために、口臭につながってしまいます。慢性胃炎と同じように、腐卵臭がします。

・十二指腸潰瘍
胃と腸をつなぐ十二指腸で潰瘍が起こる疾病です。
胃酸によって十二指腸潰瘍がただれてえぐれ、胃潰瘍と同様に、」消化不良により腐卵臭が発生します。
また、胃から腸へと食べ物を流す運動力が鈍くなり、胃の中に溜まった空気を押し出すために出るゲップの臭いが口臭になることもあります

・逆流性食道炎
食道と胃の境目が何らかの理由で境目が緩み、胃酸が食道に逆流すると、食道の粘膜がただれて炎症を起こします。胃酸が逆流してくると、喉の奥や口内に鼻にツンとくる酸っぱい臭いがこみ上げてくるため、この酸っぱい臭いが口臭につながることがあります

・ピロリ菌
ピロリ菌による胃酸過多や逆流性食道炎なども、口臭の原因になる場合があります。
胃の中にピロリ菌がいると、ピロリ菌が出す中和物質により胃酸が薄まりますそれを胃が補うために大量の胃酸を分泌することで、逆に胃酸過多になる場合があり、酸の臭いが逆流し、アンモニアのような口臭が発生します

・胃がん
胃がんになっても、初期段階では自覚症状がまったくなく、症状が現れたときには病状が進行していことがほとんどです。胃がんの発症原因には、喫煙などの生活習慣や食生活、ピロリ菌の持続感染が関係していると言われています。
胃がんの場合、がん細胞が壊死することで臭いが発生し、この壊疽(えそ)臭が血液に取り込まれ、息として吐き出されることで口臭を感じるようになります。胃癌になるとよくドブのような、便のような強烈な口臭がすると言われています。

最後に...
いかがでしたか?
このように、口臭の原因は胃の病気から来ている場合もあります。自分の口臭はどのような臭いなのかはなかなかわからないと思いますが、「自分もかも?」と思うとちょっとゾッとしますよね。
歯科にかかってケアはしているはずなのに原因不明の口臭に悩んでいる方は、胃の病気からくる口臭も疑ってみましょう。
上にあげたような病気は胃の内視鏡検査で診断が可能です。そうした病気と診断された胃の病気は、薬の服用により治療が可能なものもあります。口臭が気になる方、この記事を読み不安になってしまった方、ららぽーと横浜クリニックでも胃カメラ(内視鏡)や胃の病気の治療を行っていますのでどうぞお気軽にご相談ください。

投稿者 医療法人社団LYC ららぽーと横浜クリニック | 記事URL

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